Friday, March 21, 2014

授業

ウクライナの中学・高校一貫制でドイツ語を教えている(ジムナジウムていうらしい)学校で英語、文化、ビジネスの観点から彼らのキャリア形成についてお助けするようなインターンシップをしているんだけど、これがなかなか難しい。

年齢層は11歳から17歳くらいまでだけど、この年齢層て変化が顕著だから同一の授業内容では全年齢をカバーしきれないからに準備をするのが結構大変だ。

アイセックと提携してる会社から授業用のキャリア形成に関するプログラムを(といってもただのお題を書いてあるだけで自分が内容は考えないとだめ)渡されてそれに沿って授業を組み立てて教えてみたが、17歳の生徒は全く興味をしめさなかった。

内容がcomptency日本語でいえば適性、能力のことだけど、そういう抽象的なことを教えてもまったく関心を惹きつけることができなかった。もろに生徒からの反応でそれがわかるのでなかなか辛かった。ちなみに英語で教えてるんだけど、17歳くらいになるとここの生徒は英語を結構話せる子が多い印象。ドイツ語に関してはかなり習熟してるらしい。

そこで次の授業では、17歳の生徒には、日本と海外のを結びつけて価値を産みだす会社の例(基本的に知り合いの方の会社)とその具体的なサービス内容を紹介した。
そして、僕が日本人という立場をフルに利用してウクライナで事業するなら何をするだろうかということを例にあげ、宿題として僕に「何かアドバイスしてくれ」という流れで授業を組み立てるとうってかわったように関心をもってくれた。

基本的にこの学校では知識の詰め込み型路線の授業が多いようで(それは必要なことだと思うし否定しない)学校の先生の教え方は、生徒にとにかく知識をつけさせるスタイル。
外国人である立場を利用して、それとはまた違う路線でやってみた結果が成功だったと思う。



No comments:

Post a Comment