テーマはハードですが、中南米を旅するときにこれは気をつけないといけないと思ったことなので書いておきます。
日本で確か去年の4月頃、大学の新歓?で脱法ドラッグを新入生に飲ませて、その新入生が駅で倒れるという事件があって騒ぎになったことを覚えています。(その時すでに旅に出てましたが)
また押尾学とかの事件もあって最近ドラッグの問題が顕在化しつつあるようですが、日本においてはまだそんなにドラッグは問題になっていないと思います。僕の身近でやっている人は見たことないからです。
ただメキシコに来てからホステルでドラッグ入りのカクテルを飲んでる人を見たことはありますし、パーティで飲む酒にドラッグを混入したりとかいろんな話はよく聞きます。
僕が思うに以前僕はマリファナもドラッグと混同していてヤバイと思ってましたが、マリファナは米国の一部の週が合法化しているくらいで、服用すると人を攻撃的にするというよりも無気力にさせるのでそんなにたいしたことないと思います。ただ無気力にさせるので仕事とかにはよくないかも。あんまりよくもないのは確かだと思います。
コスタリカのジャングルではみんなマリファナをタバコのようにすってました。ホストのデビットも。ただデビットはマリファナはいいけど、コカインとかそういうのは絶対にしないと言ってました。
コカイン以外にも人工的に作ったドラッグはかなりやばいし、とりわけパーティ等でみんなが飲んでる飲み物等には気をつけたほうが良いと思わされる話を聞きました。
ホステルのオーナに聞いたドラッグ絡みの怖い話なんですが、ホステルで働いていたコスタリカ人の大学生(名前はAleにします)がパナマシティに遊びに行くということで1週間休みをとって行ったそうです。
そのパナマシティでの1週間でAleに何が起こったのかはだれも知らないのですが、そのAleがパナマシティから帰ってきてオーナーに向かって最初にいった一言が「僕は神だ、あなたは神の母親だ、愛してる」だったそうです。
もう完璧に思考回路がおかしくなってしまって会話をすることもままならない状態だったそうです。
さらにおそろしいのはそのAleは5日間も寝ていなかったとのことです。そして朝の8時頃からウォッカを飲んで踊ったりとハイ状態が全く抜けていない状態がずっと続いていたとのこと。
そしてコスタリカのAleの家族が迎えに来るまでの最低でも1週間は睡眠をとっていなない状態だったそうです。
それが今年1月に起きたことだそうですが、そのAleは現在も病院で治療と受けているものの回復せず思考回路もままならない状態とのことです。
Aleはおそらくパナマでパーティか何かに行ったようなのですが、そこで極めて強度なドラッグを混入させた飲み物を飲んでしまったようです。おそらく誰かが意図的に混入させたのでしょう。それが脳の一部の機能を破壊して元に戻らない状態にしてしまったようです。
こういうドラッグを飲み物に混入させる事件はコスタリカでも聞いたことがあります。というか実際その手口にあった被害者の女の子にあったこともあります。
パーティなどでみんなが飲む飲み物に誰かがドラッグを混入させてみんなの意識がはっきりしていない状態にして盗難をする、もしくはひどい場合はレイプするという手口です。
こういう話を聞くにつけ旅中は行く場所、食べる、飲むものについても気をつけておかないといけないなと思います。
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