Saturday, September 27, 2014

ユダヤ人の教育方法

今現在ボストン付近のアメリカ人家族宅でしばしステイさせてもらっております。
その家族はユダヤ人一家なのですが、素晴らしく家庭教育が上手いな~と感心させられます。
子供が9歳と12歳くらいなのですが、異様に賢くしっかりしています。
(ちなみにユダヤ人家族特有の教育があるかどうかは知らないですけどね。)

といってもひねくれてるとかではなく賢いというか聡明というのが一番いい表現かと思います。
長男はサムという12歳の男の子ですが、SF小説を執筆中ですw

そして大黒柱の父親フィルは45歳のミュージシャン・バンドをマネジメントしてクラブとかイベントで演奏させる人材派遣のミュージシャン版みたいな会社を経営しています。

この前フィルが主催となって音楽フェスティバルを開きました。といっても田舎なので来場者は600人くらいでしたが、それはそれはフィルの友達から家族からユダヤ人の親戚が一挙に集まってきてサポートしていました。フィルの人徳すげえな~と。

僕がフェスティバルする!!といってボランティアで手伝ってくれる人がどれだけいるやら。友達のすくなさと人徳のなさを考えさせられますね。これは反省ですね。



それはさておき、このサムがダーツ屋みたいな屋台を出してたんですが、なんと4年前からこれ運営してるそうで、9歳から屋台だしてたんだねという。素晴らしい商売の幼才教育ですね。別に利益を目的としてるという感じではなく、フェスティバルのエンタメのひとつとしてやってるという感じでしたが。

でフェスティバル終了後に、もう少しこれこれ改良したらダーツ屋もっと効率的に運営できる方法あるよねみたいなことを家族で議論していたのは面白かったですね。

そして娘のサラ12歳も自作の缶バッジを来場者に販売してましたね。なんというかたくましいですね。

このダーツ屋をどういう意図でサム達が始めたのかはわからないですが、こういうのを小さいころからやってたらかなり生き抜く術を身に着けれるのではないかと思いました。そしてお金に関してまともな感覚をもてるじゃないかなと。価格設定もかなりまともでしたし。

あとは食事用意、片づけ、家事の家族の仕事分担表みたいなのを子供も含めてそれをしっかり回してるところとかもすごいな~と。ただ問題は分担したはいいがセクショナリズムみたいなものが起きて、分担範囲以外のことはやらなくなってしまって予想外の仕事が出たときに子供同士が仕事おしつけあってたところとか、それはそれで12歳らしくて逆に安心しましたけどね。


まあそんなこんあでアメリカ滞在もそろそろ終盤。メキシコに向けて準備中です。

Thursday, September 25, 2014

アメリカではなされている言語は英語と、、、、、

タイトル見たあなた。
「あー、そんな簡単な質問でひっかけようとして。どうせスペイン語だろ、そんなのわかってるから」と思いましたよね。許してください。

少し前のことになりますが、ニューヨークに行きました。現在まだアメリカに滞在しており、来月にメキシコに向かいます。南米地域は友達をめぐる旅ということで友達がいる国に向かってはおしかけてはしばらく居候させてもらうという、はた迷惑な魂胆で旅を計画しています。

さて話を戻して、やはり世界でGDPをNo1誇るアメリカの首都(じゃないよなw)ではなく経済的拠点なだけあって勢いを感じました。

そしてとおりを歩いていて思ったのが、どんだけスペイン語話す人多いねんってことです。南米からの移民のヒスパニックの人口が急増しているというのをたしか中学校の地理で習った記憶がありますが、そのとおりで非常にスペイン語話者が多く感じました。とりわけスーパーなどにいくと店員同士が英語ではなくてスペイン語で話しているのが印象的でした。

最初にアメリカに到着したのがフロリダのオーランドで、キューバからの移民が多いということやスペインの入植地だったという背景もあってスペイン語話者が多く、そこではスペイン語と英語の両方表記の看板を見かけることも多かったです。それに関しては歴史的背景から理解できるのですが、ニューヨークにここまでスペイン語話者が多いのは少し驚きです。




ということで英語だけでなくスペイン語も習得するというのもありじゃないかと感じました。 というのはスペイン語をしっておくとアメリカにいるヒスパニック達と仲良く会話できるからです。
、、、、、そんなわけあるかい。 おもんないですね。わかってます。

冗談として、 現段階のWebの世界では英語だけで取得できる情報にはまだまだ限りがあってスペイン語圏にも面白い情報がたくさん眠っているんじゃないかなと。もちろん英語圏の情報だけでも十分おもしろいと思います。(例えばビジネス・起業関連とかでも日本語圏内にない情報がたくさんあります。これは本当に実感してることです)。それはスペイン語圏についてもある程度同じことが言えるのではと思います。



英語母語話者5億3000万 、スペイン語母語話者4億9000万となっており、なかなかの一大勢力です。中国語がダントツで母語話者が多いですが(もしく他国にいる華僑)、スペイン語の場合南米の多くの国がその言語を使っている点、学ぶ意義が大きいと思います。

あとはやはり南米という急成長・資源・美人が眠りし国々の言葉を学ぶのは真のグローバル人材として重要でしょう。そういえば大学の卒論はグローバル人材の定義に関して巷で沸き起こった議論をまとめたな。結局この言葉はよくわかんないですね。余談ですがグローバルに勝ち抜く力をセミナーでつけよう!!的なFacebookの広告を見た瞬間なんか萎えました。世知辛い世の中で怖くなりました。






Tuesday, September 2, 2014

アメリカ人がハネムーンに選ぶ場所は?!

現在アメリカ、ジョージア州のサバンナというところにいます。
このサバンナというところにはアメリカでメジャーなバスのグレイハウンドバスがフロリダから出ていてだいたい5000円くらいでいけます。

サバンナはサバンナ港という港があって、数百年昔からイギリスへの綿花の輸出で非常に栄えた土地であるとのこと。現在は観光地としてアメリカ国内から多くの観光客が来ています。外国人観光客もちらほらいますが、僕もここのことは今まで知らなかったのでそんなにメジャーな観光地ではないと思います。

こじんまりとしていて、すごく落ち着いた街で映画のロケ地としても度々使われている場所とのこと。たとえばあの有名な映画「フォレスト・ガンプ」のロケ地にも使われたそうな。このサバンナの建物はたしかにヨーロッパの家に近い家がたくさんたっています。そしてそれが現存している点がうけるのでしょう。その一風変わったところからアメリカ人のハネムーンの旅行先候補ハワイと並んでに挙げられるところだそうです。


旅ってする人次第でいろんな遺跡を見ても、つまんないとか、おもしろいかどうか感じ方が変わるので、事前に少しはその土地のこと歴史を学習するのが大事な気がしています。

さて僕も少しだけ勉強してみたのですが、
アメリカ人に聞くにはこのサバンナという土地はアメリカ人にとって非常に歴史的におもしろい土地だそうです。前述の綿花輸出でがっぽり稼いだそうで、(サバンナのジョージア州は奴隷を使った綿花栽培が盛んだったアメリカ南部にあります。)

そのお金で世界中から、とりわけイギリスやフランスなどヨーロッパから大量のアンティークを輸入していたそうで、そのアンティークは今もこの街の至る家に保存されています。サバンナは彼らの家が現存しているところ(2300件ほど現存している)が貴重なところみたいです。といっても歴史は300年くらいではあるんですが、アメリカの中では最古の家に属します。

アメリカ人観光客はそういった歴史を再確認するところに楽しみを覚えているのではないかと思います。

 試しに名家を訪問したのですが、フランス人形 ぽいものとか、豪華な鏡とかが展示してありました。ぶっちゃけ基本的に僕はこういうのって見てもあんまりなにも思わないのですが、ただその背景を知ってるとそこに住んでた人達への想像が少しは膨らんでいきます。

アメリカって開拓時代当初は おそらく本当に野原だけでなんもなかったとおもうのですが、ある程度開拓に成功してお金を持ち始めると、生活に彩をもたせたいっていう貴族的な感じになっていったのかな~と。そして、イギリスの華奢品をどんどん輸入して飾って、自分達の成功を噛み締めていったのかな~と。