Saturday, August 30, 2014

ヨーロッパからアメリカに安く行く+ノルウェーについての雑記

今はアメリカのジョージア州に滞在しています。

ヨーロッパからアメリカまではスペインのアリカンテ、ドイツのベルリンあたりからノルウェーのオスロ経由 でNorwegian air というLCCが出ていて、オスロからフロリダのオーランド空港まで10時間くらいでつきます。時期によっては30000円くらいで行けます。僕は30000円でいけました。

オーランドからはNYまでグレイハウンドバスという長距離バス(ただ乗り継いで2日はかかると思います。)が出ていたり、メガバスという格安バスが出ているので、途中NYのあいだの州に寄りながら旅をするというのが良いと思います。そしてNYからは南米への安い飛行機がたくさん出ているのでNYから南米に行くという のが良いと思います。

値段のみならず、僕はアメリカではいくつかの州を見て回りたかったのもこの飛行機を選んだ大きな理由です。可能なら全土を一周しようかと考えてるくらいです。それだけアメリカは州によって特色がありそうな気がするからです。

このままアメリカの初印象を書きたいのですが、ノルウェーについても今回は書いてみたいのでアメリカのことはまたあとで書きます。


ノルウェーは噂通り半端なく物価が高いです。ガチで、ふざけんな!!てなるレベルです。
例えばコーラ500ML500円。はあ?!(`・ω・´) ε=(・д・`*)ハァ…ですね。

オスロ空港だったからかもしれませんが、同じ飛行機に載ってた日本人バックパッカーの友人に聞いたところスーパーでも380円くらいだそうです。

ノルウェーはとてもリッチな国だそうで、理由は領内に北海油田があるからで、世界第5位の石油輸出国でもあるそうです。そして将来の油田枯渇に備えて、その油田で得たお金を将来の国の社会保障費のための政府年金基金として62兆円ほどを運用していて、世界中の企業に投資しているそうです。

物価が高いのみならず、給与も高いのでほかの国から出稼ぎに来る人が多く、チェコの友人から聞いた話でおもしろいのが、チェコの医者の間でノルウェーに出稼ぎに行くのが少し流行っていて、ノルウェーの2ヶ月ほど出稼ぎにいってその2ヶ月の給与で1年間はチェコで何もせず暮らせると。
普通のレストランのウェイトレスとかでも時給2500円は超えたりするようなので、医者となるとそれはそれは高額な給料をもらっていると思われます。
 
そう、アメリカ行く際にはESTAという入国届けみたいなのをオンラインでしないとダメなのですが、それを知らなかった僕を搭乗ギリギリでノルウェー人の空港職員が助けてくれました。

「君アメリカ旅するのに ESTAいるの知ってる?!」「ESTA何それ?!」
「いやお前アメリカ行くのにESTA知らんのかよ?!しょうがないな~、ESTAの手続きは5分くらいで終わるから、搭乗客の受付終わったら手続き一緒にやったるから待っといて」
これおそらくとても運がよくて、普通だったら搭乗拒否されて終わりだったはずです。

結果、搭乗口付近のパソコンで一緒にやってくれたというわけです。 まじでラッキーだったし、もう少しほかの国行く時は慎重にならないとなと反省しました。EU圏内ののりで移動しようとしたらダメだわ。
この事件があったのでますますノルウェー人最高だわとなりました。空港経由するだけでなく、1度はじっくり時間かけて行ってみたい国です。地理で有名なフィヨルドの写真載せてますが、僕は行ってませんw









Tuesday, August 26, 2014

イタリアは糞だけど大好き、イタリアの良いところ・悪いところのまとめ


イタリアの田舎にて


イタリアは糞だ!




イタリアまとめ以上。




・・・なわけない。
イタリアを旅して、偏りこそが魅力を生み出す。
そんなことを考えさせられた。

いいとこどりばかりしようとする優等生っぽいコスい考えは捨てるべきだと思わされる国だ。

そんな人生訓まで与えてくれる。

僕は旅行者は誰もいないイタリアの田舎、ミラノ、フィレンツェ、ローマと旅してきた。

間違いなくイタリアは愛すべき国である。

おそらくその魅力を知った人はみんなハマるだろう。
でも冒頭で述べたように糞な点もある。

それは確かだ。
愛すべき良いところと糞だと思う悪いところを紹介する。

 イタリアの愛すべき良いところ

1.なかなか保守的な食事へのこだわり、くぅ~


サラダとスパゲティを食べる場合、まず先にサラダから食べる暗黙の了解がある。

さらに、サラダやパスタなど複数の料理を同じ皿に盛ることを許さない美意識。
料理ごとに毎回皿を取り替える。ここにイタリア人の偏った魂を見た!!

この非合理な偏りこそがイタリア人をイタリア人たらしめていると感じた。
イタリア最高である。
 

2.食事の美味しさ

やっぱイタリア料理はうまい。ドイツ、ポーランド、ウクライナ、チェコ、ハンガリーと各国の料理を堪能してきたが、 イタリア料理は郡を抜いている。

「パスタ」

多種多様な形のパスタがあります。丸いパスタから定番の細長いパスタまで。写真は自作ではないですが、こんな感じのパスタがたくさん。

「ピザ」

これまた多種多様でうまい。そしてでかい!!1人分が日本の宅配ビザのLLサイズくらいある。そして日本と比べて安い

 「スパゲティ」


きのこソースで食うと死ねる。 それほど美味い。駄目だ今思い出してもよだれが出てくる美味しさだ。

「伝説の美肉フロレンティーナ」

イタリア人の友人が口をそろえて「フィレンツェに行ったら絶対フロレンティーナ食べろ!!」とガン推ししてきたのがフロレンティーナだ。

注文しようと思ってレストランに行ったものの、1キロ単位40ユーロ(5300円くらい)でしか販売していない。

小分けできないのとウェイターに聞くと、

「これがイタリアの伝統ですから無理です!!」

さすがである。あっぱれとしかいいようがない。

こういう非合理的で営利主義に走りすぎていない感じがまたイタリアの魅力を形成しているように思えてならない。

合理的なのは楽ちんだが魅力にならないのだ。そんな学びをまた得た。

僕は40ユーロも一食に払えるほど富裕層でないバックパッカーなので今回は諦めた。

ただリッチな方は是非フィレンツェでこのフロレンティーナ食してみればいいのではないだろうか。



「ワイン」

ワインがうめ~よ。
ボトルが300円くらいだったりしますが安くても美味しい。
サイゼリアのワインを満喫できる僕だけど、帰国後は満足できそうにないくらいにはワインの違いが分かった(かも)。

「ジェラート」


街中にやたらとジェラートショップがある。だいたい相場はダブルで300円くらい。

様々な味があるので自分好みのコラボを作れる。

僕は基本マンゴーとチョコという相性ガン無視のコラボで。


3.美人・イケメンが多い

ドイツも美人が多いと感じた。というかウクライナ、ポーランドどの国も美人が多い。

イタリアではドイツとは異なったタイプの日焼け+黒髪+黒目の美人が多い。

イケメンに関してですが、僕はそっち方面にも興味ないのですが、イケメンは多いはず。そして、おそらく日本人女性はモテる国だと思う。

フィレンツェの路上で日本人の女の子がイタリア人に口説かれているシーンを見かけたし。是非、行って確かてみて。

これは参考までにイタリア人女優のモニカベルッチ。



4.人が良い

店員の愛想が良い。基本的に人が良い。さらに、イタリア人のおばちゃんの愛想は抜群に良い。

なんだか、日本人と比べてのびのび生きてるように感じる。


5.圧倒される遺跡群

遺跡群を眺めるだけで圧倒される!!
1つ1つの建物に長い歴史に裏打ちされた重みを感じる。
コロッセウム、シーザーの像、パンテオン神殿は必見。

建築家の安藤忠雄もこういう遺跡を見て回ったそうだけど、とりわけ建築に詳しくなくとも見て感じるものはあるはず。

なにせ2千年近くも経っている建物なわけで、実際その場所でシーザーなどローマ帝国の偉人がいたことを想像するだけで胸熱だ。





◇イタリアの悪いところ

イタリアに来て糞だと思う悪いところ。それは確かにある。でも自分で言っといて何だが糞というのは言いすぎかも。

1.店が結構早く閉まる、もしくは空いてないことが多い

とりわけ田舎は顕著だが店が夕方5時頃になると締まる。事前から買い物の時間を計画しておかないと店がすでに閉まっている。

2.長距離・夜行バスの交通網が発達していない。

移動は鉄道のみになり値段も結構高い。長距離移動に関してドイツなどほかの国だと夜行バスの交通網も発達しておりいくつか移動経路を選べるが、イタリアだと鉄道もしくは飛行機の二択だ。

日本の東京⇔大阪間を夜行バスで3000円で移動することなんてことは不可能。

3.コンビ二ない

イタリアにはコンビ二ない。一番困るのは、飛行機のチケットを印刷しなければならないときなど。 印刷屋さんでもプリントしてもらえるが、昼休憩などでしまってる時もありちょっとイラっとする。

ただし、こういったコンビニがないところなどが、イタリアののびのびと暮らせる風土にを形作っているのは確かだ。

4.すりが多い(とりわけローマなど観光地)

イタリアの友人に聞くとイタリア人でもリュックは前にして歩いてるそうだ。僕は現在かなり金持ってなさそうな服装(実際ない)だからなにも起きなかった。
でもスリがガチで多いそうなので気を付けたほうが良い。


トータルでみてイタリア旅はかなり満足なものだった。イタリアは死ぬまでに行くべき国の1つであることは確かだと断言できる。

























Friday, August 8, 2014

イタリア人の食事に対するこだわりを垣間見る

ドイツからなんとかイタリアのミラノについたのですが、(飛行機に乗り遅れそうになったりといろいろありました)

早速市内を散策すると、ミラノ市内には驚く程スーパーのような店がないことに気づきました。

あっても現在イタリア人のバケーションシーズンらしくしまってる店ばかりです。ホントにおどろくほど店しまってます。バケーションでみんなほかの国やほかの都市に出かけていっていて街の人口は半分くらいになってるそうですw

さて話を戻して、日本だとスーパーは100mに1件くらいありそうなものですが、少なくともコンビニはありますよね。しかしイタリアのミラノにはあまりないようにみえます。ただし、薬局、カフェ、ジェラート屋、ケバブ、ビザ、パブのお店がたくさんあります。
理由をイタリア人の友人に聞いたところ、食事はイタリア人の生活の中でかなり重要なものとして位置づけられているのでほとんど食事のメニューが固定されているんだよ。ふと思い出したように買い出しに行って食事を作るような習慣はないからスーパーに需要はないんだよ。とのことです。

スローフードという概念(下記)はイタリア発祥なのでそのような概念が生まれてくるイタリアではスーパー的な食事、消費スタイルに対する違和感もあるのかもしれません。
 これらの仮説についてはしばらくのイタリア滞在で確かめて行きたいと思います。

*(wikipediaより抜粋)
スローフード: slow food)は、1986年イタリアカルロ・ペトリーニによって提唱された国際的な社会運動ファストフードに対して唱えられた考え方で、その土地の伝統的な食文化や食材を見直す運動、または、その食品自体を指す。

1980年代半ば、ローマの名所の1つであるスペイン広場マクドナルドが開店した。このことが、ファストフードにイタリアの食文化が食いつぶされる、という危機感を生み、「スローフード」運動に繋がったという。