中米を旅をしてきて日本人旅行者がよく遭遇することに「チーノ」と言われることがある。チーノとは中国人を意味するスペイン語だ。
ただ、僕はおそらくサーフィンをしまくっていたことによって、かなり日焼けをしていたせいか、そんなになかった。
欧米のツーリストや日本人の旅人から現地人扱いされたことがメキシコ、コスタリカ、パナマである。ここコロンビアでも日本人からコロンビア人と勘違いされスペイン語で話しかけられたぐらいだ。
そうだ、キューバでは国交のあったベトナムの影響なのか「ベトナム人か?」と言われたこともあるw
旅ブログを見てるとこの「チーノ」が旅人の間でちょっとした話題になっており、そう呼ばれることを不快に思われる人も結構多いみたいだ。
僕は個人的にだがそう言われて不快に思うことはあまりない。
そもそも日本から遠い南米に住む彼らにとって(高い教育を受けた人以外)日本と中国は同じ国という認識であり、そのエリアの国一辺の人を呼ぶ呼称みたいなもんだろう。
実はコスタリカに滞在しているときに泊めてもらってたデビットは日本が島国ということも知らなかったくらいだ。
実はコスタリカに滞在しているときに泊めてもらってたデビットは日本が島国ということも知らなかったくらいだ。
しかし問題なのはそこに侮蔑的なニュアンスを込めて彼らが使った場合なのだろう。それでも僕はあまり気にすることはない。なぜならそのような彼らは意識、無意識にコンプレックスを持っているからなのではと理解しているからだ。
コンプレックスがあるがゆえの優越性を感じるための行動ということもありえるのではないか。
それがどのようなコンプレックスなのかは今後探っていきたいところだ。スペインの植民地支配から始まり、その後はアメリカからの大きな影響をこうむっている複雑な歴史を持つ南米において確実になにかあると思っている。
このように
他人の行動の原因を正誤はともかく理解することでこちらも感情的に反応することはなくなると思っている。
と言いつつ僕はムカついた場合、本音が口から出てしまうタイプでもあるから自分への戒めとしておきたい。
と言いつつ僕はムカついた場合、本音が口から出てしまうタイプでもあるから自分への戒めとしておきたい。
そもそもどんな時代にも差別はあったし、今後も残り続けるだろう。自身の優越性を感じたいために他人を見下すというのは「社会」に生きる人間の性なのかもしれない。そのような優越性を感じたいというのはこう言っている僕自身にも例外なことではないと思っている。
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