Saturday, June 13, 2015

(レビュー)クロームブックとは何か気になったので早速買ってみた。

旅に持っていくパソコンに悩まれる人も多いのではないかと思います。

軽いものがいい、けど軽いパソコンはたいがい高い、さらにMacBookのような高すぎるパソコンも盗まれたときのことを考えると考えものです。安いパソコンはパソコンでも起動や動作が半端無く遅いし。

ちなみに以前の僕は安い中古のパソコンを旅には持って行っていたのですが、動作が超遅いし、頻繁にフリーズするわでイライラさせられっぱなしでした。

今回の世界一周では普段から使っている4年前に購入した東芝のパソコンを旅に持って行っていたのですが、重いのと分厚すぎるので毎度疲れ果てていました。とりわけ空港で荷物チェックでパソコンを出すのはストレスになりました。

重いというのはそれだけで旅人にとって悪でしょう。

そんな悩める旅人にはクロームブックというものがとてもおすすめです。実際に僕は東芝のパソコンが旅中に壊れてから、Amazon.comで東芝 Toshiba Chromebook 2 クロームブック CB35-A3120 を購入しました。

たしか元値が230ドル(28000円)で、コロンビアへの送料、関西含めると300ドルほどでした。購入し、USAから滞在先のコロンビアのホステルにクロームブックを送ってもらいました。

このクロームブックとは「一体なに?」てことですが形式的に言えば、Googleが開発したGoogle Chrome OS(オペレーションシステム:パソコンを動かす基本的なソフト)というOSが搭載されているパソコンのことを指します。サムスン、東芝、ASUS、ACERなど多くのPCメーカーがそのOSを搭載したクロームブックを販売しています。

日本でも流行ってきてるそうですが、アメリカではかなり人気とのことです。僕はアメリカのAmazonで非常に評価が高かった東芝を選ぶことにしました。東芝すごく頑張ってます。

クロームブックは外見がパソコンそのまんまです。しかしパソコンとは異なる点がたくさんあります。

◎クロームブックの利点
・バッテリー持ちがかなり良い(僕の東芝のクロームブックは11時間持つ)
WindowsPCのような余計な機能、ソフトが入っていないから効率よくパソコンが動くためできるのでしょう。空港やカフェなど充電コンセントがないシーンによくでくわす旅人にとって長時間駆動であることは必須でしょう。

・充電が速攻で完了(30分ほどでフル充電になってました)

・起動が超速
余計なソフトがパソコンに入っていないので立ち上がりが半端なく早い。数秒でネットサーフィンをスタートできる。

・軽い
重さはだいたい1キロくらいです。前使っていた東芝のパソコンが2,5キロだったことに比べるとかなり軽いです。旅人にとって軽さは超重要でしょう。

・薄い
クロームブックは薄いです。手の指一本くらいの薄さです。バッグ内でもかさをとりません。

・ファンなしのクロームブックが多い
内蔵ファンがないのでうるさくないです。最近発売された機種はほとんどファンなしです。

・GoogleDrive100GB使う権利をもらえる
クロームブックを買うとGoogleDriveに大容量のストレージ100GB(2年無料)を持つことができます。なのでこれまでパソコン本体に記録していたデータをクラウドに保存するのでらくらくです。またパソコンの盗難による大事なデータ喪失という被害に対する対策になるかもです。

◎クロームブックの欠点
・記憶メモリが少ない
Googleの提供するサービスのストレージに記録することが前提なので。ただ、大容量のドト付の記憶メモリをもっておくとカバーできる問題です。僕はUSBメモリ64GBを購入しました。
・Windowsパソコンで使うソフトを使うのが面倒
例えばスカイプなどのソフトですと通常のPCのように単純にダウンロードして使うことができないようです。ただ、色々自分でセッティングすることで使えるようになるようです。

あと、マイクロソフトのワードやエクセルなどが使えません。なのでGoogleが提供する類似のサービスを利用する必要があります。たとえばGoogleドキュメントなどです。Googleドキュメントはワードと互換性があるのでワードファイルを開いて編集することは可能です。

・ネット環境が必要
クロームブックは基本ネットに繋がっていないと作業できることが少ないです。上に書いたようにGoogleドキュメントを使うなどもネットにつながっていないとならないです。このように欠点もあります。

総括:クロームブックには欠点を超えるあまりある利点がある
クロームブックは旅人にとって欠点を補うだけのあまりある利点があります。

まず、旅人はパソコンをネット環境のある宿でつかうことがほとんどでしょうからネット環境がないと使えないクロームブックのネット環境が必要という欠点は大きな支障とはならないと思います。

そして、なんといってもクロームブックは値段が安いものであれば200ドルほどと安い。そして重さも1キロほどと軽いし動作も早い。

本格的な作業ではなくブログ、SNSで写真アップなどの使用のみが主な利用用途であろう旅人にとっては十分な機能を備えています。

僕の買った東芝の機種は日本のアマゾンでも36000円で販売しています。

日本で販売されていない機種でもEbayというマーケットプレイスサイトでサムスンやAsusなどの機種を格安200ドル以下で買うことができます。

送料、関税を込みにすると250ドルくらいでしょうか。Ebayを利用してアメリカから日本に送ってもらうという手法もありかもしれません。



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